【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson14「あなたが知らない生徒数分析」
【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson14「あなたが知らない生徒数分析」
みなさん,こんにちは。
めざせ!勝ち組学習塾!!セミナー講師の山本です。
さて,本日のテーマは「あなたが知らない生徒数分析」です。
私は先日,久しぶりにFC展示会をのぞいてきました....。依然として新規起業してこの業界への参入を目指している人多いですね。
また,ビジネススーツの来場者も少なくないようです。この人たちは,はっきり2種類に分けられますね。
1.脱サラして起業する人
2.法人が新規参入事業を探している
会場内のさまざまな工夫を凝らしたディスプレイに目を奪われながらも,真剣なまなざしで,勝てるビジネスを探して回る来場者を多く見かけました。
もしかしたら,このブログをお読みのあなたもこうしたFC展示会をきっかけに学習塾業界に参入された方かもしれませんね。
私のセミナー受講生の中にも当然,いちばん良いと思われるFC本部(フランチャイザー)を選んで加盟された方が多くいます。FCチェーンとしての塾・スクールをちょっと考えてみましょう。
FCには2種類ある
FC展示会に立ち寄ってみると,業態によってはっきり2分されることに気づきます。
・加盟して,稼ぐ「しごと」を覚える
・加盟して,稼ぐ「仕組み」をつくる
この二つの違いは,根本的に大きなものですので何度も考えてみてください。
つまりあなたの現在の仕事は,多少の努力は必要でも,苦労せず自然と収益が上がる仕組みを作ることなのです。
そして,このストック型ビジネスの良い点は,顧客を囲い込むことでの安定性。逆に辛い点は,仕組みができ上がるまで時間が掛かる,という点でした。
自教室の評価は
そして,事業としての経営面で判断するなら,
(A)...生徒数30名以下。
(B)...生徒数60名以下。
(C)...生徒数100名以下。
(D)...生徒数それ以上。
に分けられます。
もっとも,はじめにお断りしておきますが,これは塾経営の分析とは異なります。
経営分析では,売上と利益が何よりも優先されます。
いい換えれば,利益生むための判断材料が,売上,生徒単価,生徒数なのです。
さて,ここではごくおおざっぱに生徒数から見た教室分析をしてみましょう。
(A)...生徒数30名以下。
このカテゴリーでは,当然今すぐにでも販促をやるしかありません。
当然費用対効果を勘案した工夫はできますが,戦略まで行くと大きな経費が掛かります。販促費をともかくも捻出してください。
いくら?これだけは,教室長であるあなたに聞くしかありません。開校から数月といった特別な期間をのぞいて,過去の販促では,生徒さんひとりを獲得するのに必要だった金額を計算してみてください。
チラシ代,折込代,ポスティング代,すべて含めて3万円だとすると,50名の獲得には,150万円が見込まれるということです。
(B)...生徒数60名以下。
ここでは,勝ち組に変化させる戦略も打てます。自教室のブランディングを進めてください。入塾諸費や講習売上の中から,販促費用を捻出します。
このためには,やはり自教室の分析と戦略で大きな違いが生まれます。私のセミナーがいちばん得意とするところです。
(C)...生徒数100名以下。
おおむね,うまく行っていますね。
ただし,落とし穴もあります。きちんと利益を出すためには,講習売上がたいへん重要です。
そして,通常月での退会防止と中3継続は,4月末時点での利益予測と期待値に大きな影響を与えます。
生徒数の増加に伴い,教室事務や既存生の対応などミスがないように,日々頑張って業務に当たってください。
(D)...生徒数それ以上。
さて,上で書いてきた分析はすべて当てはまります。それに加えて,業務の先読みがとても大切になってきます。
講習売上を頑張った。始まったら講師が足りなくなった。仕方ないので,教室長も授業に入った。業務に手が回らず,ミスが連発。おまけに講師にも過重が掛かって辞めた。ああ,どうしよう。
などといったケースです。当然ですが見かけ上,生徒さんが増えればその分講師数も必要となります。
なにか,悲観的なことを書き過ぎたかもしれません。
塾経営の目標
もし,あなたが自教室の経営者なら未来予想図として良い点も上げましょう。
冒頭でも触れましたが,塾・スクールビジネスは,仕組みで稼ぐ業種です。目標としては,やはり複数展開が上げられます。
他業種と比べれば,比較的(比較的ですよ)安価な開業資金で,店鋪を増やすことができ,今の教室でのノウハウは,間違いなく継承できるものです。
ただし,目的意識やモチベーションを含め,きちんと引き継げる教室長が必要になります。
FC業界では,これを2校目の落とし穴と呼んできます。
1店鋪目は,オーナーに力が入っていますので,必死に業務にあたり大成功,ところが,そこを社員に引き継いだとたんじわりじわりと生徒数が減少に。
複数展開は,このようにリスクもありますが,塾への参入を考えた場合,目標とすることに魅力があります。
仮に,その年度1店鋪目の当たりが弱くても,2店鋪目の売上増で補えますし,販促・講師募集・研修など一括で行うことでの業務効率アップも図れます。
最後に,蛇足として業界の裏話を,私が以前勤めていた全国展開型の個別指導塾では,SV仲間の内緒の裏話として,
(A)...生徒数30名以下。→本部ブランドの力だけで可能。
(B)...生徒数60名以下。→教室長が素直なら。
(C)...生徒数100名以下。→講師の数・質が揃っている。とくに女性講師。
(D)...生徒数それ以上。→プラスアルファ。時の運も。
という,分析をしていました。
どうですか。この分析当たっていますか。自教室を分析して,勝ち組を目指してください。
今日はここまで。
まずは行動。頑張って行きましょう!
最後まで,お読みいただきありがとうございます。
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なお,このブログは,あなたの教室の「問題発見の場」です。
「立直し」には,一日も早い行動が必要です。
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わたしはただ今、集団・個別指導の学習塾や各種スクール携わる方にむけて「経営・集客」を中心に,売上を上げる「めざせ!勝ち組学習塾!!」というセミナーを運営しており、頑張ってはいるけども月商100万円に満たない塾・スクールの立直し(リビルド)のお手伝いをしています。
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