【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson13「競合校に勝つたった5つのノウハウ」
【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson13「競合校に勝つたった5つのノウハウ」
みなさん,こんにちは。
めざせ!勝ち組学習塾!!セミナー講師の山本です。
さて,本日のテーマは「競合校に勝つたった5つのノウハウ」です。
私のセミナーでは何度も繰り返しお伝えしていることですが,生徒さんあるいは保護者の方が自教室を選ぶ「いちばんの理由」はというと...
×面倒見の良いサービス
×成績アップ
×合格実績
×低価格
では,決してないということでした。
すべて間違いです。
これは,もうよくある間違いで,もちろんサービス業である学習塾は,ここに上げたポイントを総合的に向上すべきで,その結果としてお客様から「良い塾」という評価をもらわなくては成立しません。
では,もう一度伺います。「いちばんの理由」は何でしたっけ?
そうです。
自宅から近い,つまり通塾の利便性です。なぁんだと思われた方は,この稿をよくお読みください。
塾・スクールビジネスを行う上で,立地はとても大事なのです。だから,販促でまずあなたがやるべきことは,自教室の周り(商圏)を育てることでした。
この大前提は,「勝ち組学習塾」を目指す際の根本理論ですので,繰り返します。商圏の育成に努力を惜しんではなりません。
あなたの教室の周辺,つまりエリアには,学習塾はいくつありますか。
もし,1つもないという場合は,たいへんやりやすいのですが,現状はといえば,いくつもいくつもある塾の中で勝ち抜いていかなければならないかもしれませんね。
集団塾,個別指導塾,少人数制,パソコン塾,難関校特化,いろいろありますね。
だいたい,突き詰めて考えれば,現在あなたの教室が負け組なのは(失礼),競合校に負けているからではないでしょうか。
ですから,あなたが勝ち組になるためには,
1.自分の商圏を育てる
2.競合校の商圏(つまり隣の商圏)で勝つ
3.自分の商圏で競合校の販促に負けない
しかないのです。
その次の段階として,上に述べた「良い塾判定」をもらうための努力が必要なのですが,ここで,たいへん重要なことをお伝えします。
この「努力」の結果は,ノウハウの差で大きな違いが生まれます。
今日は,このことをお話ししましょう。知っているのといないのでは,全く勝負にならない「勝つための5つのノウハウ」です。
(1)ブランディング
(2)差別化
(3)ファン化
(4)企業理念
(5)顧客満足
それでは,順に見ていきましょう。
(1)ブランディング
つまり自教室のイメージ戦略です。
もしあなたの教室がFC校などチェーンストアならばすでに本部が,時間や費用を掛けてブランド作りをしているでしょう。
安くない加盟金のほとんどはこのブランド力への対価ということさえできます。
つまりブランド構築の時間と費用のアウトソーシングなのです。
自家用車で考えるなら,トヨタ車ユーザーは,次もトヨタ車から選ぶということも多いですね。パソコンのブランドもそうかもしれません。
ただし,ここにも落とし穴があります。
得てして本部の考えたコンセプト(つまりブランド)は,あなたの商圏とマッチしていない場合も多いのです。
市場を分析して,そのコンセプトがマッチするブランディングは必須です。
(2)差別化
以前にも書きましたが,あなたの塾は,エリア内の競合校(ライバル)とどこが違うか,自問してください。
答えられますか?
すぐに答えられないと,カナリマズイ。
ヒントとしては,まず競合校を研究してください。
他塾で教えたことのある講師,中学生の時に他塾に通っていた講師に聞いてみてください。
(3)ファンを作る
可能なら,教室長であるあなたのファンを作り,そして育てます。
それが難しいなら,主力講師の良い部分を引き出し,全面に押し出します。
生徒全員が,熱心なファンである必要はありませんが,勝ち組になるためには良質なファンは必須です。
(4)企業理念
費用を掛けずにブランド化する方法をお教えしましょう。
実は,これが「企業理念」の作成なのです。
ただし,簡単ではありません。よく考えてください。
もしあなたがチェーンストアの教室長でしたら,すでに「企業理念」は,あるのかもしれません。何度も何度も繰り返し読んでください。
これが,出発点です。解釈が難しければ,周囲の教室長や上司に意見を聞いてください。
次に,自教室の企業理念を考えてください。
いわゆるミッションステートメントです。
決められますか。
いったん決めたら,そのステートメントを実践する行動目標に落とし込みます。
これは,絶対にブレてはいけません。この理念こそ,あなたの仕事に対する姿勢を具体化したものとなるのです。わたしのセミナーでは,教室の分析と同様かなりの時間を掛けます。
(5)顧客満足
顧客満足度を正しくはかるのはかなり難しいのですが,顧客満足度を測る物差しは,いくつもあります。
入塾率,継続率,生徒単価などの数字は,みな顧客満足を表します。
まず,データを取ります。
手帳の月末の欄に当月末の生徒数(増減),単価を最低限記入してください。思ったように行かなければ,この分析を大切にしてください。
さらに,ビジネスマナーの質を上げることも大事です。ハラスメントは論外ですが,成長を目指すあなたには,例えば「秘書検定3級」テキストが参考になります。
教室長であるあなたの行動力には,量も大切ですが,サービス業のフロントとしての質も求められています。
確かに,お客様との相性や,タイミングがあるということも否定しませんが,私たちは,プロとして日々成長していきたいですね。
そして,さらに講師の質の向上もぜひ目指してください。
今日はここまで。
まずは行動。頑張って行きましょう!
最後まで,お読みいただきありがとうございます。
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なお,このブログは,あなたの教室の「問題発見の場」です。
「立直し」には,一日も早い行動が必要です。
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わたしはただ今、集団・個別指導の学習塾や各種スクール携わる方にむけて「経営・集客」を中心に,売上を上げる「めざせ!勝ち組学習塾!!」というセミナーを運営しており、頑張ってはいるけども月商100万円に満たない塾・スクールの立直し(リビルド)のお手伝いをしています。
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