【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson16「繁盛店養成!わずか5つの視点」
【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson16「繁盛店養成!わずか5つの視点」
みなさん,こんにちは。
めざせ!勝ち組学習塾!!セミナー講師の山本です。
さて,本日のテーマは「繁盛店養成!わずか5つの視点」です。
今回のテーマは立地も悪くないし,販促も頑張っているし,良い講師も集まっている,なのになぜか思ったように人が集まらない...そんなお悩みを解決する視点です。
塾・スクールといった業種は,間違いなくサービス業です。しかも,地域No.1の繁盛店を目指すなら,集客・営業の他にもやるべきことがあります。それはずばり,教室クリンネスです。
環境整備とクリンネス
あなたの教室は、「職場」であることには違いありませんが、お客様の視点に立てば,対価を払って滞留する場所でもあるのです。開校から時間が経過しても当初の快適さを保つことも教室長の責務なのです。
教室を繁盛店にしたい?それならクリンネスは基本中の基本
開校時の美しい教室には目を見張るものがあります。新しい壁紙、床材、パーテーション、教材類。面談や体験授業に来られたお客様はみな感動してもらえます。
ぜひ,開校記念の写真を一枚撮り,何度も見返して,初心を忘れないでください。
ところが開校から時が流れ、毎日の業務の中でファイルや教材は散乱し、壁、床に汚れが蓄積されていきます。
実は新規開校の時期こそ、クリンネスを徹底するチャンスともいえます。
まず、ご理解頂きたいのはクリンネスとは、掃除ではありません。広い意味での環境整備の一環であって、住宅や職場の清掃と方法は似てはいますが、大きく異なる点もあります。
みなさんのご自宅の場合は、気づいたときに片付ける、時間があれば清掃するというのが基本です。
ところが、教室長業務としてのクリンネスは、新規のお客様(とくに女性ならなおさら)に、心地よさ、清潔さをいつも一定の水準以上で提供し、この状態を保持し、演出する、毎日するべきルーティーン業務です。
クリンネスは、いくら頑張っても直接売り上げ増加にはつながらないかもしれません。しかし、汚れた教室は、来室、入塾をしようとするお客様にとっての心理的抵抗線になりますし、長期的に見れば生徒数の増減に関わる大切な業務なのです。
ちょっとした汚れだからといって放っておくと、クリンネスが一仕事になってしまい、「今は忙しいから後で」という発想が生まれ、「今日は疲れた明日」になり、挙句の果てには、「まあ、いいか」というあきらめになってしまう。
クリンネスは、一定の水準で維持・継続するための業務であるので、費やす時間・頻度にも教室長が決めた「ルール」が必要なのです。店舗運営が初めての方は、どうぞこの項を丁寧に読んでください。
店鋪クリンネスは,次の5つの視点で業務構築し,ルーティン化していきます。
1.整理
2.整頓
3.清潔
4.規律
5.礼儀
教室クリンネスの5つのポイント
1.整理
教室運営業務に必要なものとそうでないものを選別して、当面要らないものは捨てます。私のセミナー受講生に「整理」について尋ねると「片付けること」という答えが返ってくきます。使ったものを片付けることは、ただ物を別の場所に「移動」しているだけで、間違った整理の仕方なのです。
2.整頓
FC本部の開校サポート業務の中に,「他塾調査」というものがあります。怪しまれないため(笑),学齢期のお父さんの振りをして,夕方頃競合教室にアポなしで訪問します。
その際入り口や教室ガラスなど確認して,ドアを開けます。そして,「(子どもが)中1なんですが,何か資料ありますか」と尋ねます。そうすると,「ちょっと待ってください!」というセリフを残して,玄関で待たされます。
そして,約2分を経過してやっと,ハダカのままチラシを手渡されたりします。ため息。
整頓は上記の「整理」と似ていますが,店鋪経営上は少し意味が違うのです。
誰もが分かるように必要なものを必要な時に、すぐ使える状態に保つことが肝要です。
物の置き場を決め、整頓のルールを設ける。そして、使った後は必ず元に戻す。使用する機会が高いものとそうでないものを区別して、使いやすさを見直してください。
そして,もしあなたがやむを得ず講師など留守番を置いて外出している時に,資料請求のお客様(直接来校とか飛び込みといいます)が,来られてもスマートに対応できるように徹底してください。
3.清潔
決められた箇所を、決められた手順で重点的に磨き込みます。
ポイントは、必ず決められた時間内に終わらせること。だらだらと時間をかけるのは良くありません。飲食店と違い,日になんども清掃する必要はありませんが,隅々まで清潔に保つように心がけてください。
4.規律
クリンネスのもう一つの意味は、安心・安全・働きやすさです。
ここで述べたクリンネスが教室に定着するまでは、なんども確認します。書棚のテキストが乱雑で困ったら、その日の授業が終わるまでの仮置き場を作って、毎日必ず教室長が片付けるなど、教室の心地よさを一定水準で保つ「決まり」が必要なのです。
また、個人情報管理にとってもクリンネス上の規律が求められます。個人情報に当たるものを第三者の目に触れるところに置いて席を外したり、書き損じをごみ箱に入れるなど、規律不足は、個人情報が多く集まる塾にとって、大きなマイナスとなります。
5.礼儀
教室長や講師のお客様への対応(接遇といいます)、服装、言動が、お客様に不快感を与えないこと。
同時に、お客様の来店時の挨拶などのルールも決めておきます。3回以上電話の呼び出し音が鳴ったら「お待たせしました」をつけるとか、教室長が接客中は、入口に一番近くにいる講師が来客対応をするなどです。
忙しい時間の訪問者がたとえ、営業マン、宅配便のドライバーでもです。塾・スクールでは、「いらっしゃいませ」、とは言わず、(笑顔で)「こんにちは」(日暮れ以降なら、こんばんは)といいます。
そして、折に触れ礼儀については、生徒、講師にも一般的なマナーについて優しくていねいに教えてあげてください。
プロとしてのビジネスマナーについてより深く学びたい場合は、「秘書検定3級」の教材がたいへん役に立ちます。
そしてさらに
塾はカレンダー依存の強い業態でした。季節を先取りして運営していきます。
ですから,冬が来たら,春の準備をすることが何より重要でした。教室も季節感を上手に取り入れて,演出してください。
年始を迎え,松が取れたら,さっそく春を取り入れた掲示物,飾り付けにしてくださいね。
あなたの教室を上手にプロデュース!これも教室長の自己表現です。張り切って取り組みましょう。
今日はここまで。
まずは行動。頑張って行きましょう!
最後まで,お読みいただきありがとうございます。
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*** ご注意 ***
なお,このブログは,あなたの教室の「問題発見の場」です。
「立直し」には,一日も早い行動が必要です。
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わたしはただ今、集団・個別指導の学習塾や各種スクール携わる方にむけて「経営・集客」を中心に,売上を上げる「めざせ!勝ち組学習塾!!」というセミナーを運営しており、頑張ってはいるけども月商100万円に満たない塾・スクールの立直し(リビルド)のお手伝いをしています。
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