【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson7「えっ,V字回復?」
【塾経営の教科書】「めざせ!勝ち組学習塾!!」セミナー Lesson7「えっ,V字回復?」
みなさん,こんにちは。
めざせ!勝ち組学習塾!!セミナー講師の山本です。
今日のテーマは,「えっ,V字回復?」です。
ある教室長の質問
先日,私のセミナーの生徒さんから質問がありました。
「山本さんの講義には,『立直し・リビルド』とか,『V字回復」ということばがよく出てきますが,そもそも開校してこのかた,ずうっと,思った数字が上がっていないんです。どうしたら良いでしょうか?」
というものでした。
なるほど,それは深刻な悩みですね。
塾・スクールとは,会員ビジネスです
今日は,塾・スクールの「ビジネスモデルの基本」から振り返ってみましょう。
教室長のあなたに改めて伺います。
塾・スクールビジネスの特徴は何ですか。
「店鋪」を構えて,日々お客さんの来店を待っている,というスタイルですね。つまり待ちの営業です。
これだと,飲食・物販(ご飯屋さんとか,ふつうのお店屋さん)と違いません。
実は大きく異なるのは,「集客のスタイル」なのです。
いっぱんに「店鋪ビジネス」は次の二つに分けられます。
1.フロー型
2.ストック型
私たちの「塾・スクール」ビジネスは,どちらのカテゴリーでしょうか。
そうです。間違いなく「2.ストック型」です。
この2つの違いを簡単に言えば,
毎回の顧客が入れ替わるビジネスか,売上がほぼ常連客によって占められているか
です。
例えば,コンビニの場合で言いますと,そりゃあ,毎日来てくれる顔見知りのお客さんはうれしいです。
それでも,「今日はコーヒー1杯だけ」の場合もありますし,「お弁当とついでに雑誌も買っていこう。ああ,レジ横の肉まんもついでに...」などと,
お客さんの顔ぶれと売上は,まったく「お客さんの都合」と,「その日の運・不運(?)」によって,変化するビジネス
です。
当然ですが,長くお店を経営していれば,例えば,「10月の第2週の土曜日の売上はこれくらい...」という予測をすることはできますがね。
だいいち,それが分からないと仕入れができません。
どの生徒も塾はひとつ!
いっぽう,私たちの目指す「ストック型」ビジネスは,違います。
今月入塾された生徒さんは,もうほぼほぼ,来月も再来月も,うまくすれば来年も再来年も,毎月決まった日に月謝が入ってきます。
つまり,顧客(常連客?)を囲い込んでストックしているんです。塾を複数掛け持ちというケースはあまりないですものね。
また,塾生という固定客を一人,二人と積み上げていく様子から,別名「座布団型」ビジネスなどともいいます。この違いをまず意識してください。
会員制ビジネスとは
長所と短所に分けて考えてみましょう。
【ストック型の長所】
売上の予測がしやすい。
入塾された生徒さんは,毎月決まった金額の月謝を払い込んでいただける。
これは,フロー型の例えばラーメン屋さん,花屋さんからしたら間違いなく,「うらやましい...!」ということばが聞こえてきそうな,大きな大きなメリットなのです。
もちろん来期の予測がしやすいので,春の「大募集期」の販促に全力投球できます。
【ストック型の短所】
さて,ここが問題です!
ストック型は,たまたま立ち寄ったお客さんが,缶コーヒーだけとか,ガム1個というのと違って,教室スタッフと長くつきあうことになります。
ましてや,大切な我が子の将来を託す訳ですから慎重になりますよね。
冒頭の質問
ストック型ビジネスのいちばんつらい時期とは,間違いなく「開業時」なのです。
開校時にもっとも大切なのは,
開校時に迅速に優良な固定客を捕まえ,離さない,そして,商圏での有利なポジションを確保する!
これにつきます。
そこまでが,とにかく辛いのです。
なのに,意外と開校間なしは生徒もいないのでヒマ...などと言っている教室長も少なくないのです。(このブログの読者さんには,いませんよね)
わたしもよく覚えていますが,
開校すると,机・イス・書棚...もう何もかもピカピカ!光り輝いています。そして,生徒さんは,といえば,ゼロ。売上もゼロ。そして,初めての生徒。それから,1名,2名...と徐々に積み上がっていくのです。
もし,あなたの教室が開校時ダッシュを切れずに,「そこそこの生徒数,売上」で止まってしまえば,それはもう毎日が苦しいのは当然ですよね。分かります。苦しくて当然です。
ですから,開校時に盛り上がらずに下がってしまった場合。
深刻に立直し(リビルド)が必要
「リニューアル」といってもいいです。
教室長の心構えとしては,もう一度「開業」するつもりで,抜本的に立直しするのです。
はっきり言えば,V字回復の数倍の動きが必要です。こういった場合も,もちろんわたしのセミナーの対象です。
その方法については,順にお話ししますので,ぜひこのブログを読んで「行動」してください。
今日はここまで。
まずは行動。頑張って行きましょう!
最後まで,お読みいただきありがとうございます。
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*** ご注意 ***
なお,このブログは,あなたの教室の「問題発見の場」です。
「立直し」には,一日も早い行動が必要です。
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わたしはただ今、集団・個別指導の学習塾や各種スクール携わる方にむけて「経営・集客」を中心に,売上を上げる「めざせ!勝ち組学習塾!!」というセミナーを運営しており、頑張ってはいるけども月商100万円に満たない塾・スクールの立直し(リビルド)のお手伝いをしています。
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